2014年11月20日木曜日

更新、ちょっと遅れてます

お引越しのため、更新が遅れてしまいました。
あと、1週間くらいかかるかもです。

入金処理は、一般的な入金処理と、売掛消込処理の二通りを行う予定です。

ではでは・・・

2014年11月4日火曜日

ファイルの訂正

前回のダウンロードファイルの見積もりを、売上にデーター移行する際に

ダイアログを出して、移行済みの売上伝票を閲覧できるよう選択にしました。

売上の税率が売上日によって反応しなかったので修正。




ダウンロード




あ、忘れてましたが


見積、売上、それぞれ、見積日と売上日をいじって、税率の変化をみて下さい。
日を変えると税率も変わる筈です。

夜中まで営業する飲食店などのPOSレジなどは、日付けの「いつから」「いつまで」の範囲に時間を加えます。「いつの何時」から「いつの何時まで」を設定します。
(POSレジですから、時間もついていますので、それを利用)

今年を例にあげると


4月1日深夜2時までは、5%で、それ以降は8%という設定です。
「2時5分になったら、8%なのかよ!?」というお客様もいるかと思うので、
税率マスタの時間を自分でいじって5%にしてあげればよいのです。

10%の時や、その後の分からない変動にも対応できるでしょう。






第24回 自分で作ろう! 弁護士向けソフト 見積書と売上と消費税 その3

前回の続き~


見積書のレイアウト




今までの様なNavレイアウトじゃない理由は、そこまで、マジでやったら製品になっちゃうから、あえてFileMakerPro11のクラシックなレイアウトを使用して作っています。
まぁ、お時間があれば、Nav(事件管理)と合体させてください。


関係者を選択したら、タブのオブジェクト名を設定しておいて移動するスクリプトを組んで自動的に商品マスタのガイド開けるようにすると親切ですね。(関係者は一人なので、それが可能)



レイアウトは好きなように作り替えてください。
自社マスタとか作って、右上に会社名や住所を表示させた
ほうがいいかもしれません。


見積もりなのでパートで小計とかしていません。



前回作った見積書に印刷のレイアウトと一覧を付けました。
それと、今回は、見積書データを売上伝票に移行処理。
ダイレクトに売上入力もできますし、見積もりから移行処理かけてもOKです。

商品マスタと税率マスタを照合させて、明細別に消費税(課税、非課税)ってのもカスタマイズできます。とにかく、今回は基本形ですので、やってません。



売上は、一覧表関係、沢山作れますよ。
商品順位表、分類別集計表とか、順位表とかいっぱい!



弁護士さんは数量とか表示しないんでしたっけ?
後日、やり方だけ載せてみます。

  予のう金、着手金、報酬、手数料、諸経費、時間別、日当とか・・・
  たぶんですが、計算式が沢山あるんですよね、
  印紙とか諸経費の非課税があれば、明細での税率設定が必要。
  (ここでいう商品マスタと税率マスタを照合)


  細かい明細の他に、大まかな分類名を着手金とか報酬にして
  その明細(細かい明細の合計値)を作ればいいんだと思います。
  上の明細の分類合計明細です
  提示するのは、数量も無く、単価も無い

  ● 着手金  200,000円
  ● 手数料   20,000円 備考とか・・・

  明細に戻れば、6行くらいの細かな計算がされているとか・・・
  細かい明細は、計算の根拠として残しておけば良いのかと思います。
  どうしてもくれ!と言われれば出せるものが良いでしょう。
  


売上の消費税は、前回と同じ設定で、TO(テーブルオカレンス)を使用しています。


商店の場合、
売上伝票の連続打ち(溜め打ち)は、ボタンを設置して 前の関係者を呼び出すスクリプトでいいです。トリガ仕掛けると、見積からデータが貼り付けられた後に反応してしまいます。
最終タブ順位の空フィールドにトリガ仕掛けるって手もありますが・・・


請求書は
相手側の締日。それと請求書締日=請求書到着期限(発送して到着させる期限)、すなわち、遅くとも3日前には、締て、請求書を発送する。そして支払日(入金予定日)
この3つの情報が必要ですね。


それと、未収入金、月末に集計される売掛残高、繰越請求。

今のままですと、売上伝票分は全て売掛になってしまいます。
さかのぼって、閲覧できて回収できるような仕組みじゃないと、駄目ですね。


入金は、明細の消し込み式じゃなくてもいいのかな・・
基本のやつでやってみます。





今回の
ダウンロード





2014年10月29日水曜日

第23回 自分で作ろう! 弁護士向けソフト 見積書と消費税 その2

消費税の考え方(使用者が自由に設定できるもの)

前回、今回は、デザイン重視にしていないので、クラシックレイアウトで・・・

前回の見積もりにガイド機能と税率マスタを付けた



消費税が変わるたびに、ソフト屋を呼んで修復しなければいけない理由は、自分で設定できるように作られていないからです。いつ政策によって変わるか分からないものなら、使用者が変えられるようにする。これが道理と考えています。

税率の問題は、請求明細などの期間またぎで、20締のお客様は321日~331日までは5%、41日~420日までは8%の明細を出力しなければいけませんでした。
しかし、元のシステムで8%と打ち込むと、3月の分まで8%に上書きされてしまう現象が起きてしまうわけです。
今回の修正分で、来年の10%分まで計算式に入れたソフト会社は多くありますが、ユーザーが自由に変更できるものは多くはありません。

自分で設定できるからくり


リレーションで税率を反映させる



いつから、いつまで 税率


「いつから」「いつまで」税率が「何%」になるのか、これを別テーブルに設定し、リレーションを組んで、見積や売上、請求に反映させる。使用者は誰でも、変化する消費税に対応できる様にするということです。

見積日を変更すると、税率が変わる


今回は掲載しませんが、万が一、商材によって税率が変わる様な政策になった場合は、
商品に分類をつけ、その分類による税率設定を出来る様にします。
例えば、米や生きて行くために必要とされる食料品は、減税されAという分類。
通常の商材はBなど、税率マスタもそれぞれ、AB、自由に設定できる分類があり、それぞれに「いつから」「いつまで」、「税率」を使用者が自由に設定できる。そこまでの予測ができれば対応は可能だと云えるでしょう。

スーパーのPOSレジにしても消費税が変わるたびに数千万もコストをかけるわけですが、
(実際、フィールドを計算式にして消費税を設定すると、いじる箇所は莫大)
開発者は、もう、誰にでも出来る仕組みである消費税変更など、そういう繋ぎの収入源を絶ってもよいのではないかと思うわけですヨ。



見積書の印刷などは次回・・・に続く


ダウンロード

FileMakerPro11以上が必要です
12、13は変換して使用してください。

無料評価版ダウンロード




第22回 自分で作ろう! 弁護士向けソフト 見積書と消費税 その1

今回は、見積書を作ってみます。


普段使っていなかったFilemaker Pro 11 Advancedで作ってみます。
(特に意味はありません)

練習なので今まで作ったものとは、別に作ります。
12を持ってる方は、下からダウンロードして変換すれば使えます。
クラシックな画面ですが、12でもクラシックを選択すれば同じような画面で作成することが出来ます。


独特の計算式やフォーマットがあるかとは思いますが、最初は弁護士さん用というのではなく、簡単な基本構成のものを作り、後々、段階を追ってカスタマイズしていきましょう。
作った見積もりから後に作る売上、請求にデータを移行させ、各締日に合わせて一括で請求書を発行したり、入金と、幅が拡がります。

まずテーブルを作ります。



・見積
・見積明細
・商品
・関係者

これが基本構成です。
今回はこれに
いつ変更されても対応できる「税率」を追加し5つのテーブルを作ります。


テーブルが出来たら、各フィールドを設定していきます。

「見積」テーブル
  見積id(数字)オプションのシリアル設定で1増設定
  見積日(日付)
  関係者id(数字)
  タイトル(テキスト)

「見積明細」テーブル
  見積id(数字)
  見積日(日付)ルックアップ
  商品id(数字)
  商品名(テキスト)ルックアップ
  単価(数字)ルックアップ
  数量(数字)
  金額(計算)単価*数量 非保存

「商品」テーブル
  商品id(数字)オプションのシリアル設定で1増設定
  商品名(テキスト)
  単価(数字)

「関係者」テーブル
  関係者id(数字)オプションのシリアル設定で1増設定
  関係者名(テキスト)

「税率」テーブル
  税率id(計算)=1(後で説明)
  いつから(日付)
  いつまで(日付)
  税率

とりあえず、こんなとこ。あとで必要に応じてフィールド追加していきます。弁護士さんは商品テーブルという名称にはならないでしょうが、今回はデータの流れを重視するので、商品でいきます。
税率はいつ変わるかわからない、上がるか下がるか止めになるかもしれない。
後々、請求時に相手の締日によって税率が期日をまたぐ事がありますので、あえて今回は載せています。(321日~420)となると5%の明細も8%の明細も含まれる事が考えられたわけです。ダイレクトに日付計算するのではなく、今回はテーブルのリレーションによって、税率対応しましょう。という試みです。



idkeyにしてリレーションを組んでいきます。
税率テーブルは今は放置。
次にルックアップを設定していきましょう。


ルックアップは
見積明細テーブルに見積テーブルのidを照合して日付をルックアップ、商品からidを照合して商品名と単価を、それぞれルックアップさせます。


このルックアップという機能はKeyによって照合させたテーブルの指定するフィールドを保存することが出来る優れものです。エクセルがこの世に無かった頃、まだリレーションが出来なかったFileMakerでもこの機能のおかげで、沢山の業務ソフト開発ができました。
正規化されず冗長されて膨れ上がりましたが、それでも今に引継がれる素晴らしい機能です。


次に、見積と見積明細の照合を開き、レコード作製許可にチェック、削除にもチェックを入れます。(ゆくゆく過去の取引条件を閲覧する目的で削除にチェックをしない場合もあります)
で、ここまで出来たら、見積もりは60%完成です。



見積のレイアウトを作りましょう。
あ、その前に、関係者と、商品データーを5つくらい入れておいてください。




見積日はオプションの入力日ではなく、インスペクタでドロップカレンダーに設定しましょう。


次に見積テーブルの中に見積明細のポータルを置きます。とりあえず、フィールドは全て入れて、要らないものを消して下さい。


見積idと日付を消しました。



関係者idの後ろに、関係者名のフィールドを持って来ましょう。
明細テーブルに保存する必要が無ければ、リレーション先の関係者フィールドを置きます。
保存する必要があれば、明細テーブルにフィールド関係者名を追加し、ルックアップさせます。
ポータルの上に各フィールドのラベル名称を置きます。



あらかじめ入力した関係者idと商品idにデータを入力してみてください。
ほら、なんだか見積書みたいになりましたね。

すごいすごい!

ん?なにか足りない?
消費税と合計ですね。
さて、これはどのテーブルに置きますか?

見積テーブルでしょぅ



見積テーブルにフィールドを追加していきます。
小計=計算式でSum関数を使って見積明細の金額の合計を出します。
消費税は、とりあえず今は数字のままにしておいてください。
後で、税率マスタと連携させます。
合計=小計+消費税






ほら、できたー!簡単ですよね
スクリプトはひとつも作っていません。

これが見積書の基本です。
これが出来たらいろんな応用ができます。関係者のガイドを出して選んで入力とか、商品ガイドとか、明細別に消費税を設定して課税、非課税を判定させたり、商品に分類を付けて、分類の見積もりとか・・・

今回は印刷レイアウトを作っていないので、次回はリストにしての見積印刷なんかも・・


続きは次回。




(FileMakerPro11以上が必要です)
12,13は変換して使用してください。


2014年10月28日火曜日

第21回 自分で作ろう!弁護士向けソフト スクリプト修正

前回のを一部スクリプト修正。

どうやら、受付登録から関係者を呼び出すスクリプトと
関係者idを呼び出すスクリプトが良くないらしい・・・。

開発仲間から、「えー、コピペやるっすか?昔の人みたい」
とか言われました。


僕は好きなんですけどねー




んじゃ、しょうがない。
昔の人って、確かにね・・・・、Pro2から使ってますからね
でも、8くらいまで、みんな、やってませんでした?
idとかのコピペ。
クリップボード上書きですよ。一連のスクリプトの動きを止めるというか、仕事中に一旦、天井を見る様な・・・無料映画の途中でCM入る様な、ガクッ、っとくるやつですよ。

けっこう、好きだったんだけどなぁ・・・

「公開するなら・・・」って前置きあったので、今後気をつけます。



コメントに不平、入れてるしw



第16回にも書きましたが

データが直接壊れず
間接的な影響を受けず
他の動作に影響を与えない

スクリプトにしましょう。






まぁ、結局、普通は変数とフィールド設定を使うでしょう!って事ですね。

あ、そうそう、フィールドやポータルにデータ入れた後は、「確定」忘れず入れる様にしましょう。
確定抜けてのトラブルって、けっこう多くありますから・・・



書式設定もしちゃうか。

関係者修正時にガイド出した場合、修正前の関係者を分かる様に、緑にしちゃうわけです。

受付テーブルに置いているポータルは関係者テーブルではなく、関係者明細テーブルですから、そこのidが現在開いている関係者テーブルのガイド中の変数にしているidになれば,「緑」になるって事です。






訂正後の
ダウンロード




2014年10月26日日曜日

第20回 自分で作ろう!弁護士向けソフト 追加


今回作った
弁護士向けソフト追加作成分ダウンロード

(このファイルを開くには、FileMakerPro12以上が必要)




さて、今回追加したとこのご紹介。
質問受け付けます。


●一覧表の指定行をピンク色に



受付画面下の一覧表示にスポットされたレコードにピンクの背景がつくようにしました。
スクリプト名は「一覧行の色」です。レイアウト・トリガのOnRecordLoadで設定しています。この背景色なんですが、レイアウト画面のテキストツールで半角スペースを沢山打ち込んで長い棒状にし、それを条件書式設定させ、計算式 $bg=Get(レコード番号)、ピンク色に設定したもの。(オブジェクトだと条件設定できないから・・)





●クイック検索




受付画面一覧の上にQuickSarchをつけました。あらゆる複数のフィールドを、ここ一つで検索できる優れものです。スクリプト名は「クイックサーチ」そのままです。
フィールド・トリガOnObjectExitで設定しています。
たぶん、使用頻度が高いと思います。(デフォルト・ナビゲーション・バーの右端に元々付いています)


(以下、言葉が乱暴・・・許して、日を分けて記載したので)




●受付一覧

ブルーの三角ボタンによって受付の一覧表を追加した。
一覧表のバーの左に設置



●ソートボタン

受付一覧、事件一覧の項目の上にソートボタンを設置



●日付範囲指定検索



受付画面、受付一覧で、受付日による日付の範囲指定検索を行えるようにした。
オリジナルダイアログを出して検索する仕様。他の項目はクイック検索で補える。
受付は受付日で範囲指定。事件は受任日で範囲指定。
後に、期日日や、見積日、請求日、入金や売掛など、それぞれで範囲指定できるようにする。
上のアイコンが並んでいる場所の「虫めがね」を押すと出てくる。



●コンタクトの追加


手をつけていなかったコンタクトを作成。日付を今日より先に設定すると「予定」となる。
いずれ、この予定とカレンダーを連携させたい。
ラフに入力できる事を目的としていて、堅苦しい文章を入力するようなものではない。
依頼人と会ったら、入力とかでもいい。
コンタクトは関係者と照合しているのではなく、案件(事件)と照合させている。
なぜかというと、来月の予定など、逆検索させたときに関係者別だと余計に混乱し、本来のもつ検索の意味を果たさないからだ。関係者から事件を割り出してコンタクトではなく、
あくまでも、その事件と照合させている。そのほうが分かり易い。



●関係者の登録



一つの事件に対し、関係者の登録数に制限はない。100人であろうが1,000人だろうが登録できる。
担当者は、アクセス権(セキュリティ)と連動させるのでまだ作っていないが、同じ仕様になる。

登録ボタンを押すとガイドが出る。選ぶか、新規で登録するか選択できる。
訂正などは呼び出しボタンを使用する。
呼出しボタンで関係者を出し修正して戻してもデーターは上書きされない。
なぜかというと、事件と関係者を直接idで照合しているのではなく、間に関係者明細というテーブルを作ってポータルにしているからだ。呼び出された関係者は、関係者明細のテーブルに保存されるので、関係者を修正しただけでは、事件の画面には反映されない。
今回は、関係者明細とのKeyでの再ルックアップ処理の記述を忘れてしまった。
ごめんなさい!
上のメニューから手動でやってほしい。
(ポータル内の関係者idにカーソールを合わせ、メニューから再ルックアップすると、データが更新される)
次は修復しておくから・・・



関連事件の表示や締め日が設定できる。
タブの階層は深くなってるけど、画面を切替え、戻してもフロント・タブをキープしているようにした。

シールの印刷用にレイアウトだけ作ったが、そのうち印刷機能も追加する。
シールの印刷は、一覧から選択したものだけを印刷できるようにしたいかも・・・
ハガキの縦書きも出来るけど、住所は漢字じゃないと後でおかしなことになる。
ハガキ様に漢字に変換させるって事も出来るけど、このフリーソフトではしません。

(いずれ、見積もり履歴とか、請求、未収入管理、電子元帳とかも出来ちゃうね)
明細数は数百万になっても、軽く動きます。
FileMakerは、端末200台くらい繋いでヘビーな基幹システムでも十分対応できます。



受付や事件に対して複数の関係者がガイド機能を用いて登録できる。
スクリプトは至って単純なものにした。コード番号もデフォルトの増1でレコードを削除すると欠番になる仕様だ。欠番を埋める計算式もあるが、後々の運用でめんどくさい事になるのでシンプルにした。

ガイドによる検索はクイック検索を用いた。ひらがなのかなで検索しても良いし、なんでもいい。
複合検索に意味を感じなかったので作らなかった。

郵便番号はグーグルから引っぱってくる。ただし、逆引きの場合は住所の数字は漢字で書き込んでほしい。逆引きで中には読み込めないものもある。
(これはHiroさん仕様だ)
また、後々、見積や請求などにも対応させられる様に設定した。
スクリプトは極力減らしている。

関係者なんかは、今使用しているソフトから、一旦CSVやエクセルフォーマットとかでエクスポートさせて、これにインポートしてもいいかもしれない。



●後々iPadなど使用も考慮し、インポート、エクスポートは省いている。

更に、iPadに使用するFileMakerGoはプラグインが使用できない。これはファイルメーカーからワードやエクセルなどのデーター転記などに影響する。転記しなくてもファイルメーカー自体で公文書や次ページテキストが解決しているので、対応は可能とみている。

ただし、iPadなどで機密文章や個人情報を管理するのは極力避けた方が良いと考えている。どこまで、端末で管理できるようにするかを先に決定させなければいけない。



●各マスターは何も設定していない

ブラウズ画面でデフォルトのナビを使用して選ぶか、いったんレイアウト画面に戻って、レイアウトを呼び出し、ブラウズモードにして設定してほしい。
というか、オリジナルのNavと連携させるため、各マスターを一旦、TOを作成し中継させてNavと照合させるため、めんどくさかった。(やる気の問題だが。。)



リレーションを見ていただけると分かるが、正規化とあえて重複するようなデータを冗長させてる。
僕の場合は、なんでも正規化すれば良いという感覚は持っていない。
(ルックアップさせてデーターをあえて保存させていたり)
冗長データというのは、今後、新しい展開や拡張させるために利用できるからだ。
作る人によって変わるのが、この正規化と、スクリプトだと思う。
FileMakerはコードを打ち込む手間がないので、こういった所で個性がでる。


とりあえず、今回はここまで



分解するなり、自由にカスタマイズできる。

2014年9月8日月曜日

第19回 自分で作ろう!弁護士向けソフト  ワード使わなくてもいけそうだよ

おひさしぶりでございます。
6月で頓挫していた、このサイト復活です。

少しバタバタしていました。


実は先日FileMaker後援での講習会に行ってまいりまして
「実践ビジネス活用テクニック」著者である有賀氏に質問して、あれ?出来るかもと、と思って再度投稿したしだいであります。

第三回で、ファイルメーカーはテキストフィールドを改ページにまたぐことが出来ないと、断定していましたが、出来ました。

となると、ワードにデータを送って印刷するというめんどくさい工程を省く事が出来ますね。
ま、ただ、事件管理ソフトの場合、過去の資産なども使用できなくてはいけないので、第三回の記述は、訂正だけにしておきます。


文章に必要なフィールドをマージフィールドにして印刷します。

マージフィールドは「 <<  日付  >>  」のように「<<」で囲まれているもので
挿入から選択できます。

そのマージフィールドのどれか一つをレイアウトモードで改ページまでひっぱって伸ばします。
図では、主文マージフィールドを改ページまでひっぱって伸ばし、その中に理由、理由1、理由2・・・・とマージフィールドを挿入させています。

ということは、事件によってテキスト文字数が増えた場合は改ページ、少ない場合は、1ページで印刷してくれます。

インスペクタのスライドの調節を図のように設定すると印刷レイアウトが完成します。



印刷レイアウトは、別途作りましょう。
よくあるのは、入力レイアウトをそのまま印刷レイアウトにされる方もいらっしゃるのですが、
印刷物毎に、印刷レイアウトを作ります。

普通、1ソフト開発するのに、50~100印刷レイアウトを作ります。

見積もりの印刷レイアウトなんかでも3種類作ったりもします。
そういった書類レイアウトにも、ファイルメーカーは簡単に対応できるということになります。


エクセルなどの表計算などもファイルメーカーで対応できます。
どうしてもエクセルでなければいけない理由があれば、エクセルにデーターを渡して印刷でよろしいでしょう。







2014年6月20日金曜日

第18回 自分で作ろう!弁護士向けソフト スケジュール

17回のNavレイアウトに合体させてから、事件管理はまだヒアリング中ですので、少しお待ちください。

今回は、FileMakerでスケジュールを作りました。
と、申しますか、他人様が作ったカレンダーがとても素晴らしいので、それに少し手を加えて別のNavレイアウトで作りました。前回のNavレイアウトにそのまま作っても良かったのですが、好きなように改良してください。




この中身は、Hiroさんというプロの方が作ったものですが(公開されたもの)、デザインだけ少々いじりました。(著作権はHiroさんです)
(祝日も彼が作ったカスタム関数を追加しています)
カレンダースケジュール関係は、公開されたものが、けっこうあるのですが
これのなにが素晴らしいかというと、いちいち時間を別途入力しなければ進まない、ですとか、担当者を入れてから進んで、、、のような決まりごとに縛られなくて良いということです。

これも担当者は右上で選択できますが、一人で使用する分には放置でもかまいません。


実際に、私は沢山スケジュール関係を使ってきましたが、何時から何時までの進捗ですとか、めんどくさいものは、ほとんど続かないので、私的な性格上、合ったものをご紹介しました。

これを応用して、コンタクトに結びつけるですとか、期日予定を連動させるですとか、まぁ、後々、そういったカスタマイズなんかも出来そうなので、後半で合体させてみます。

入力箇所は、文字を入れた後にシフトを押しながらクリックすると色が変わります。
これはShinさんというプロの方が公開したスクリプトです(私はこういう小技が好きです)


別メニューに顧客管理があるのですが、まだ制作途中です。
後に関係者マスタに移植しようかと・・・。
その中に住所から郵便番号、逆引きで住所から郵便番号というボタンがあるのですが、これもHiroさんが随分前に作ったものです。
Web上の Google IME API で 郵便番号を引っぱってくるのですが、世の中には天才はいるもので、使用させてもらってます。

天才方の知的財産を使用させていただけるのもファイルメーカーの魅力ですね。

(どんどん公開される姿勢が素晴らしい)



今回、私はなんの努力もしていません(笑)


ダウンロード
(FileMakerPro12以上が必要です)




2014年6月18日水曜日

FileMakerProの参考書

弁護士向けソフト開発中ですが、業務の細かいところを知らないと先に進めないので、ヒアリングingです。もうしばらくお待ちください。



で、


FileMakerProについて、お奨めの書籍を紹介しておきます。
初心者向けは本屋にあると思うので、中級向けを紹介




FileMakerデーターベース開発テクニック(木下雄一朗著)」
バージョンが10~11向けではありますが、良い本です。
FileMakerの現行バージョンは13ですが、たぶん、このへんのところがご理解できないと
開発はちと難しいかと思います。

あとは、「FileMaker Server大全 新居雅行著」 サーバーを利用する方向け。
バージョン9向けですが、サーバー関係では唯一の本です。

基本的なスクリプトなどは
FileMakerPro10実践テクニック 西村早苗著」
古いのばっか紹介してますが、僕的に新しいものでいい本がみあたりません。


関数やスクリプトの辞書とかも出てますが、ネット検索で十分かと思います。


FileMakerはユーザーが増えている割に
ワードやエクセル、アクセスの様に参考書は多くありません。



お奨めサイトでは
初心者のFileMaker pro Q&A (初心者から上級者)

私は投稿したことがありませんが(同じダダというニックネームの方がいますが、私ではありません)参考書には無いテクニックが沢山掲載されています。







2014年6月15日日曜日

弁護士さん向け3Dソフト  1時間で住宅設計、間取り、事件現場再現 (Sweet Home 3D)

弁護士さん向けに、事件現場再現などの3Dソフトなども紹介してきましたが、

ご希望がありましたので
今回は事務所お引越し、模様替えシュミレーション3Dソフト(無料です)


「スイートホーム3D」をご紹介します。
(日本語版をダウンロードしてお使いください)

たぶん、事件現場再現にも使えます。

なんといっても無料でしかも使い勝手は初心者向け。

これから、家を建てたい人。マンションに住みたい人、事務所を作りたい人、
事件現場の再現など、幅広く使えるソフトです。

どうやら、イギリスのソフトっぽいのですが、日本語も使えます。



ちょっと、間取り無視で1時間くらいで作ってみました。
(天井や照明なしです)


楽しいソフトはいいですよ。楽しい(笑)

メートル、センチメート表記で細かく設計が出来ます。
飲食店の導線確保の図面起こしてたとき、これ使えばよかったと思いました。


壁、窓、家具や、備品は全てサイズや色など変更が出来き、電源コンセントなどの細かいものまで設置が出来ます。

人体の3Dも置いてますが、このソフトでは関節など動きません
なぜかというと、このソフトはあくまでも「ご希望の家を3Dで・・・」ということなので、家具とテクスチャの2種類しかインポートが出来なく、人間は家具としてインポートしましたので、細かい動きなどは付けられないようです。
いちをアニメーションも出来るようですが、あこがれの家の中を歩き回る用ですね。




初期設定では、一般的な外国の家具が付いてます。
ですから、事務所とか作る場合は備品が足りないんですねー


そこで「3DS」というフォーマットのデータをインポートして好きなものを好きな場所に配置しましょう
お奨めサイト

検索して探す場合は、「3DS データ 植物」とか、そんな感じです。

なかにはMAXフォーマットのものもありますが、使えません。
3DSというフォーマットです。

たぶん、どんなマンションでも再現できるでしょう。









2014年6月13日金曜日

FileMaker マルチフロントタブパネル

フロントタブパネル (複数階層 タブ戻り スクリプト)


ファイルメーカーのタブコントロールパネルはレイアウトを変えるとフロント位置がリセットされます。
仕事中の仕掛りにリセットされると困ることも考えられます。



YouTubeにも上げたのですが、画質が最悪だったので・・・ブログに。

これほど階層が深いタブを使う事も無いとは思うのですが、ここでレイアウトを変えて再びこのレイアウトに戻ると、


タブのフロント位置がデフォルトに戻ってしまいます。



そこで、レイアウトが幾つあっても、またそこにタブパネルが幾つあっても、また、階層がどれだけ深くても、フロント位置を記憶し、フロント位置に復元してくれるスクリプトです。




元のレイアウトに戻っても、タブ位置は記憶された位置のままですので、仕掛中の作業もリセットされることはありません。




ダウンロード

(FileMakerPro12以上が必要です)





2014年6月12日木曜日

第17回 自分で作ろう!弁護士向けソフト Navレイアウト合体

Navレイアウトと合体させました。



ダウンロード
(FileMakerPro12以上が必要です)

容量が大きいのは空のワードやエクセルをサンプル入れているからです。(破産事件のみ)
設定Mtで好きなように設定してください。

分類絞込ガイドから保管庫へ

病院なんかでも、患者さんごとの薬の管理など
間違えなくて、よさそうですよね・・・・


事件概要、詳細登録



まだ、項目は1/3も出来ていませんが、今のうちに移植しておきました。
今の動作状況ではなんとも判断しずらいですが、けっこうどうにでもなります。

解像度は小さなノートブックに合わせて作っているので、タブを多く使っています。
(ワイドでしたら、なんの問題もないのですが・・・)

タブの表示はレイアウトが変わるとリセットされてしまうので、後日、リセットされないスクリプトを組みます。(これだけあると、大変)
受注と事件のレコードを関連付けさせまいかとも考えたのですが、今は関連付けさせています。

左上のナビ(戻る)(進む)とレコードの(次)(前)< >マークが混同してしまうのですが、慣れて頂くしかないです。独自のものを使用してもよいのかと思います。


各マスターは、まだNavに連動させていません。
今後相当レイアウトが増えていくので、最後にします。

受付画面 ラフなデータ入力、ここから受任されて事件登録




今後は、事件別の各項目、各一覧表、検索、エクスポート、インポート、簡単な計算式から、見積もり、請求、費用計算なども進めて行きます。ワード、エクセルなどの転記は、第三回を参考にしてください。
(ある程度揃ったら、再度仕掛けます)
あとは、カレンダーですか。スケジュールと、受任日、各期日、予定が入る様にしますか。
(ただ、時間ですとか先に入力しないと進まないですとか、担当者を入れなきゃ進まないとかいうものではなく、なるべく運用を簡単にしたものにします。スケジュールに条件を付けるのが好きではないので、細かく設定されるのであれば、カスタマイズしてください)

関係者マスターは、依頼人や相手、原告、被告が入るのですが、一覧、シール、ハガキなどの印刷にも対応させます。 呼び出して、検索、新規登録が出来る様にします。

裁判所データは、家裁、簡裁、地裁、高裁、最高裁を選んでから、地区、選択にしますか?
どういうのがいいのか分かりません。
ただ、現在事件を選択したら裁判所区分は出てきますので、照合は出来ます。

担当者などの弁護士さんデータは、扱いたくないです。簡単にしたいです。


これまでのリレーション図



スクリプト関係は1/20も出来ていません、これからです。

たぶん、最後は正規化の確認、デバック、最終的なレイアウト、動き、アクセス権の設定になるかと思います。

サーバーや、LAN 、Netに関しては、その後で。
(トランザクションなど作ります)
iPad,iPhone対応は最後の最後ですね。




2014年6月10日火曜日

人口知能 ニューロン (余談)

自分で作ろう!弁護士向けソフト の
FileMakerでのデータベースは、Navレイアウトに移植中です。
(しばらくお時間をください)



Wise9で面白いものを見つけました。


中野馨博士が1972年に発明したアソシアトロン(連想記憶ニューラルネット)


 こう云えば、こう答える、という下手なアルゴリズムで人口知能を作るのではなく、もっと人に近い記憶技術を考えるということです。


 ニューロン(神経細胞)を真似てプログラムを開発するという試みです。


 人間の脳は140億個の神経細胞(ニューロン)があるらしいです。この神経細胞をさらに細かくみていくと、神経は核から軸索(axon)がいくつものびており、これがほかの神経細胞と結合してネットワークを形成するらしいんだけど、神経細胞へ入力刺激が入ってきた場合に、活動電位を発生させ、他の細胞に変化する情報を伝達させて記憶させているらしいです。

人の神経細胞は主に3つの部分に区分けされ、細胞核のある細胞体、他の細胞からの入力を受ける樹状突起、他の細胞に出力する軸索に分けられます。
細胞の軸索終末と後ろの細胞の樹状突起の間の情報を伝達する部分には、微小な間隙を持つシナプスと呼ばれる化学物質による伝達構造が形成されています。


なんだか難しい話なので、いったんスルー。





ここに面白いゲームがあります。
遊んでください。



カタカナの「タ」のつもりで書いてみました。(下手くそだけど・・・)
そして「記憶」ボタンを押してみました。



書きなおしてみました。矢印マーク。

そして「思い出す」を押すと




復元されました!

大した事がないように思いますが、実はこれ、メモリに記憶されているわけでもハードディスクに記憶されていた分けでもないんです。
どのようにして、復元されたかというと



ニューロンと軸索(axon)が、いや、黒い●達が

「こうだった筈だよ」
「いや、違うべ」
「みんな、どう思うよ」

と云って多数決で決めた結果、復元されたということです。



解説によると・・・

これは角ニューロンが-1、0、1(黒が-1、赤が1、白が0)の三状態の変化を「こうじゃないか」と復元させたもの。本来の人間の神経細胞は0か1の二状態だから厳密には人間の脳細胞を完全にモデル化しているわけではないけれど、ニューロンと軸索の乗算を積分し、「思い出すべき」状態を復元しているのだ。

人は、神経細胞へ入力刺激が入ってきた場合に、活動電位を発生させ、他の細胞に変化する情報を伝達させるが、
このプログラムではひとつのNewronクラスの中に、すべてのNewronインスタンスと接続される軸索(axon)配列を持っていて、変化を軸策の乗算積分で記憶している。


JavaScript

<Newron配列>


var Neuron = enchant.Class.create(enchant.Sprite, {
    initialize: function(x, y,flag){
        enchant.Sprite.call(this);
        this.image = game.assets['fruits.png'];
        this.x = x;this.y = y;
            this.width = 16;this.height = 16;
        this.flag = flag;
        this.nextFlag = flag;
        this.frame=this.flag+1;

        //軸索(axon)配列
        this.axon = new Array(size);
        for(var i=0;i<size;i++)this.axon[i]=0;

            this.addEventListener('touchend',function(){ // 触られたら状態を変化させる
                this.flag++;
                if(this.flag==2)this.flag=-1;
                this.frame=this.flag+1;
            });
    },
    reflesh:function(){
        this.flag = this.nextFlag;
        this.frame=this.flag+1;
    }
});




<関数memorize>


var memorize = function(){
    for(var i=0;i<grid.length;i++)
        for(var j=0;j<grid.length;j++)
            grid[i].axon[j] += grid[i].flag * grid[j].flag;

    alert("覚えました");
}





<思い出すとき呼び出される関数remind>


function quantize(a){
    if(a<0)return -1;
    if(a>0)return 1;
    return 0;
}
function remind(){
    for(var i=0;i<grid.length;i++){
        var a=0;
        for(var j=0;j<grid.length;j++)
            a  += grid[j].flag * quantize(grid[j].axon[i]);
        grid[i].nextFlag = quantize(a);

    }  
    for(var i=0;i<grid.length;i++)
        grid[i].reflesh();
}


解説によると・・・・・

わからないものは明確にわからない(0)状態を作ることで、ほかの多数決を邪魔しないようになる。「わからない」状態は、多数決を棄権する、ということに相当するらしい。
多数決で記憶するので、わずかな部分だけ変化したものを見分けるような用途にはアソシアトロンは非常に弱いという。
記憶の回数にも影響されるらしい。

いつも会ってるひとの名前は田中さんと覚えられるが、一度しか会ってない人は忘れる。
「たぶん、あの方だったと思う・・・」

これこそが人間くさい人口知能なのではないか。

新しい情報を覚えれば覚えるほど、記憶をはっきりと思い出すのは難しくなってくる。
実際、アソシアトロンで「記憶する」を何回押してもメモリが一杯になったりはしない。
単に軸索(axon)に新しい記憶が積分されるだけだ。

昔の記憶はなかなか思い出せない。
「記憶する」と「思い出す」を繰り返すうちに、人に近くなってくる。


面白いです。

遊んでください。






最適化してますか?

 まるで入院していた患者が退院して元気に復活するような機能。 クラウドを使用するユーザーさんがほとんどなのですが、このゴールデンウィーク中は 最適化のメンテしときます。 データがピチピチしちゃいますよぅ。