シリアルNo
以前、オフィスコンピューターが主流であった頃は
分類コード、商品コードなどに意味を持たせ、コードNoからでも検索させる仕様が多かったように思います。例にあげると
自動車の部品屋さんなど、純正の数百、数千万点の部品と、社外品の数千万点の部品があるのですが、現場ではコード番号を打ち込んで検索したほうが早いと言うのです。
自動車の部品屋さんなど、純正の数百、数千万点の部品と、社外品の数千万点の部品があるのですが、現場ではコード番号を打ち込んで検索したほうが早いと言うのです。
1分間に5件くらいの電話注文が入るので、ガチャガチャ操作してる場合ではなかったのですが・・・。
当然、絞込検索や名称での検索は出来るのですが、マウスとか使わない時代でしたから、いちいちエンターキーで進んでファンクッションを押して・・・という操作が手間だったのでしょう、ほとんどの方が億に近い部品を呼び出すのにコードNoを叩いていました。
当然、絞込検索や名称での検索は出来るのですが、マウスとか使わない時代でしたから、いちいちエンターキーで進んでファンクッションを押して・・・という操作が手間だったのでしょう、ほとんどの方が億に近い部品を呼び出すのにコードNoを叩いていました。
でも、よく考えてみると、システムも優れているとは思うのですが
部品商さんのフロントマンが優れているわけで、傍から見てもミスが無いわけですから、神業としかいいようにありませんでした。
現在は、なるべく業種業態にもよりますが、コード番号自体をエントリー(入力画面)から外した開発が多いようです。内部では照合などで頻繁に動いているのですが、使用者側に余計な気を使わせない、改行やスペースなど打ち込ませてミスを防止させるためにも、外すこと、もしくは、通し番号のように意味を持たせない仕様が増えています。
FMはデフォルトオプションでシリアル設定があります。
新規レコードボタンを押すとシリアルNoが1番から2番になるような設定です。
2番のレコードを削除すると、次のレコードは3番が振られます。
いわゆる欠番です。
自己リレーションを組んで計算式を入れると、更新再連番として、その欠番を補う事も可能なのですが、たとえば明細Noの欠番が、どれほど気になるのか、レコードNoの欠番が発生したので夜も眠れないというのであれば、しょうがありませんが、IdやNoを計算式にするのは、私の場合、なるべく避けています。
自己リレーションを組んで計算式を入れると、更新再連番として、その欠番を補う事も可能なのですが、たとえば明細Noの欠番が、どれほど気になるのか、レコードNoの欠番が発生したので夜も眠れないというのであれば、しょうがありませんが、IdやNoを計算式にするのは、私の場合、なるべく避けています。
(どうしてもという場合は、計算式ではなく、タイプを数字にして、スクリプトなどで計算させ、データが保管できるようにしています)
なぜかというと、データのエクスポート、インポートを頻繁に使用するからなのかもしれません。
レコード削除する前にデータをエクスポートしたファイルがあり、しばらくした後、やっぱりデータを元に戻したいとなったら、タイプが計算式なので、そもそもデータが入りませんし、スクリプトなどで回避したとしても計算式でNoが連番化されているのでNo重複とみなされ、インポートの照合が出来なくなります。たぶん頭の良い人なら回避させるプログラムは組めると思うのですが、目視点検は必要でしょう。そっちのほうが不安です。
欠番、いいじゃないですか。
デベロッパーは昔も今もSE達と揉める箇所なのですが
デベロッパーは昔も今もSE達と揉める箇所なのですが
使用者に気を使わせない仕様を考えれば、欠番が発生する仕様、いわゆるFMデフォルト・オプションのシリアル設定のまま奨めています。
※業種・業態にもよります
今進めている弁護士さん向けのソフトの場合は、大分類コード、中分類コード、小分類コードなどと、事件別のワードやエクセル、PDFなどを保管する関係ファイルのコードに意味を持たせ、通し番号にするかどうかということでしょう。
たぶん、それでいくと桁が増えます。
大分類の種類はせいぜい10あるかないか、でも中分類になると50種類くらい?
小分類はどんどん増えて行く気がします。1万はないと思いますが・・・。
この辺は、進めながら考えて行きましょう
0 件のコメント:
コメントを投稿