それでは実際に分類マスタを作っていきます。
前にダウンローできたNavレイアウトではなく、練習の為に別途最初から作ります。後々一通り出来たら合体させたものは私が作ってダウンロードできるようにしておきます。
それでは、まずFileMaker(以下FM 制作はPro12)を使っていきます。
エントリーという仮名で作ります。最初にテーブルを6個作っておきます。
◆エントリーテーブルのフィールド設定
案件idのタイプを数字にしてオプションを選択し入力値の自動化でシリアル番号を選択します。Noは1が+された値になります。
昔はシリアル番号に意味を持たせたりしたものですが、今回はシンプルにいきます。
(レコード削除したときに連番処理をせずに欠番があっても更新再連番をしない処理)
日付のタイプは日付でオプションは作成日に設定
事件名はテキスト
g大分類、g中分類、g小分類というタイプを数字にしてオプションでグローバル設定をしておきます。
↑◆大分類テーブルのフィールド設定
大分類id タイプは数字 オプションでシリアル+1増に設定
大分類名 タイプはテキスト
↑◆中分類テーブルのフィールド設定
中分類id タイプは数字 オプションでシリアル01に+1増に設定
中分類名 タイプはテキスト
↑◆小分類テーブルのフィールド設定
小分類id タイプは数字 オプションでシリアル001+1増で設定
小分類名 タイプはテキスト
↑テーブルを見るとこんな感じ
↑◆明細テーブルのフィールド設定
どうして明細テーブルが必要かは、後の回に説明しますので、ここは考えずに作成。
案件idは数字
設定Mt_idも数字
日付は日付
関係ファイル名はテキスト
添付ファイルはオブジェクト(ファイルの外部保存の指定も出来ますが、今回は無視)
↑◆設定Mtテーブルのフィールド設定
各大中小マスタにデータを入れた後に、事件別の各関係ファイルに各分類を設定させるためのテーブルです。これがないと分類と添付ファイルが繋がりません。
設定Mt_id 数字
関係ファイル名 テキスト
添付ファイル オブジェクト
大分類id 数字
中分類id 数字
小分類id 数字
大分類名 テキスト
中分類名 テキスト
小分類名 テキスト
で設定しておきます。
↑リレーションシップを見てみると、テーブルの図が配置されました。
これは自由に動かせます。
↑繋げるため、中分類テーブルに大分類id 数字を追加します。
↑同じく小分類テーブルに中分類id 数字を追加します。
↑エントリーテーブルの案件IDと明細テーブルの案件idを結びます。
マウスで指定の名称を引っぱると線が出てきます。
次に明細テーブルの設定Mt_idと設定Mtテーブルの設定Mt_idを結びます。
更に設定Mtテーブルと大分類テーブルを大分類idをkey(上も全てkey)
にして結びます。
次は大分類テーブルと中分類テーブルを大分類idをkeyにして結びます
次は大分類テーブルと中分類テーブルを大分類idをkeyにして結びます
中分類テーブルと小分類テーブルを中分類idをkeyにして結びます。
(テーブルの名称の後ろにPoが付いていますが、ポータルの意味で付けました)
これで全て繋がりましたので、次はフィールド設定画面に戻ってルックアップを設定します。
↑設定Mtテーブルの大分類名のオプションを選択すると、下にルックアップがありチェックをすると設定が出来るようになっています。
関連テーブルからルックアップするを選んで、大分類を選び、コピー元のフィールドから::大分類名を選択OKを押します。
そうすると、設定マスタに値が入ると、大分類の関連フィールドからデータが自動で貼り付け保管されるようになります。
同じように、中分類名は、中分類テーブルの::中分類名、
小分類名は小分類テーブル::小分類名でルックアップを設定します。
↑レイアウトを設定します
大分類のレイアウトに中分類Poテーブルのポータルを設置します。
フィールドは中分類idと中分類名の2つです。
↑同じく、中分類のレイアウトを設定します。
小分類Poテーブルのポータルを設置し、フィールドを中におきます。
↑レイアウトモードからブラウズモードに変えます。
ポータルの中身は何も表示されません。
ポータルの中身は何も表示されません。
↑リレーションの設定画面に戻り、大分類と中分類テーブルの間の四角い図をクリックして、レコードの作成許可にチェックを付けます。
中分類と小分類の間も同様に設定してください。
↑そうすると、データが入力できるモードになりました。
実際にデータを入れてみましょう。
新規ボタンを押して、大分類名に民事と入れます。
中分類のポータル内は、idではなく、名称の方に文字を入れてみてください。自動でidが振られます。
↑データは、自分が分類しやすい様にする名称を入れます。
↑中分類レイアウトも同様です。
小分類ポータルの名称箇所にデータを入れます。
大分類で中分類名も設定したので、既に6件のデータが入っていますね
あとは小分類をここで設定します。
大分類で中分類名も設定したので、既に6件のデータが入っていますね
あとは小分類をここで設定します。
新規ボタンをクリックしてレコードを増やしてみましょう
↑このように中分類の入力時に小分類まで一緒にデータ入力させることで、後々絞り込むことが可能になります。
↑小分類のレイアウトは、リストか表形式を選びましょう。
そのままだと、ヘッダやフッダは表示されないので、レイアウト設定で表示されるようにします。
とりあえず、今回はここまで。
この状態では、まったく分類設定のマスタになりません。
メインのテーブルだけを設置しただけになります。問題はここからです。
続きは次回・・・。
(FileMakerPro12以上が必要です)
0 件のコメント:
コメントを投稿