2019年6月23日日曜日

今から間に合う!一緒に、軽減税率対応のPOSレジを作りますかぁ? その6


今回は、消費税別の集計。

10%は幾ら、
8%は幾ら・・・というところ

受注側のテーブルに繰返し(2か3)のg_税率というグローバルフィールドを作ります。
受注明細テーブルはTOを2つ作ります。






受注明細と受注明細をg_税率と受注idで結びます。sys_D受注_D受注明細_税率集計でポータル内の10%と8%の合計を計算





受注と結ぶ、sys_D受注_D受注明細_税率でポータル内の10%と8%の合計を繰返しに表示


賛否はあるかと思いますが、フィールドの計算値が後の利用度が低く、他に極端に影響を与えない特性のものであれば、繰返しフィールドを使用しています。
僕的には、ここで繰返しを使用しないで何処で使うか・・・みたいな感じですかw

特に特別な計算式はありません。





商品明細の横に「*」アスタ表示

今回の軽減税率は、
●商品ごとに通常増税10%と、お米など軽減税8%を表す区分
●もうひとつは外食産業の様にイートイン10%は通常、テイクアウェイ8%は軽減税という2つの特性があり、これらは同じではありません。

しかし、今回僕が作るシステムの計算上は%の違いで合計計算をしています。
(第一段階の軽減税率はこの程度で、2023年からの第二弾でこの辺のところは変わって来るかと思います)ですので、自社マスタ(システムマスタ)で変更に対応できるように作る事が要求されるでしょう。

また、現場で入力する際、請求と違い、現金商売なのでお客様をなるべく待たせない。
いわゆる商品ごとの税の特性については商品マスタであらかじめ事前設定する事が必須になるでしょう。明細側で「これは、軽減税率対象品だから・・・」なんて考えたり調べたりしている場合ではありません。

入力画面では、ポータルの上に、明細のデフォルト値が反映されるように一般商材(通常増税、軽減税)、E(イートイン)、T(テイクアウェイ)が選択できるようになっています。ポータルの明細内でも、Eか、Tの変更、混在が可能です。また、ファミリーレストランの様にカウンター越しに物販などある場合は、おもちゃは”一般”を選択すれば10%、お米の販売があったとしても”一般”を選択すれば、商品マスタ側で事前に設定されている8%で計算されるというものです。一般とは、一般商材という意味です。(商品マスタ側で事前設定できます。消費税マスタもよく確認してみましょう)
たぶん、これらがクリアされていれば問題はないでしょう。

2023年からインヴォイス形式に代わります。
これ等は明細上で税率表記が義務ずけられるというものですが、システム的には今回からそのように作らないと、8%と10%を分ける事は出来ません。
更にクーポンや割引きです。以前は明細ごとの構成比を出し、値引き額を構成比ごとに按分させていいく方式で説明しました。(実際、納品しているPOSのほとんどがそれ //明細が汚くなりますけど)
しかし、今回は、%ごとの構成比でOKなので、10%と8%の金額の構成比を算出し、値引き額を算出します。
正直、2023年がどうなるか分かりません。もしかしたら、ほんとうに明細ごとに算出しなくてはいけなくなるかもしれません。
(でも、そんなに難しくないです。 ごちゃごちゃして汚いですけど)

今回も特に特別な計算式、スクリプトはありません。




(FileMakerPro17 win)








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