前回、ポータルの説明を飛ばしてしまいました。
でも、今回はポータルだらけですので丁度よかったです。
今回の完成図
(仮のレイアウトです。後にレイアウトは全て変わります。)
ではでは・・
第12回で、ここの説明を飛ばしてたんです。
左側の一覧表示するガイド。(関連ファイルを閲覧、操作できる)
これがポータルです。
この機能は、まだインターネットが普及するかしないかの時、FileMakerPro3が発売されて、リレーション機能と一緒に搭載されたものです。
ポータルとは、お隣さんが仕事をしているデスクのファイルを、自分のデスクに一覧表示しているような機能です。別のレイアウト上に一覧を持たせ、印刷などはそこに任せて、入力時とかは、エントリーなどでガイドで表示をさせたり、請求書の明細に使用したりと非常に便利な機能です。
作成方法はこちら
レイアウトの上の四角いポータルツールを押すと、どのファイルを参照させるか選んで、レイアウトに配置させることが出来ます。
上の写真では、設定Mt小分類をポータルに選んでいます。
どういう経路でデータが流れて、設定Mt小分類に絞り込んだデータが表示されるかは、今分からなくてもいいです。
見積もり、請求、入金の時にもポータルを使います。
そういう時が一番理解しやすいかと思います。
それと前回のダウンロードしたファイルの中で"自社用意"と"相手用意"というファイルのインデックスみたいなものがありましたが、
これをタブ、といいます。
このタブの中に、それぞれポータルを置きフィルタをかけて分けました。
(レイアウト画面のポータル内をクリックすると、ポータルフィルタがある)
ポータルフィルタの計算式
設定Mt 小分類::発行区分="自社"
で設定し、
もうひとつを
設定Mt 小分類::発行区分="相手"
に設定をして、設定マスタで既に登録してある関連データにフィルタをかけて絞り込んだものです。
ポータルはまったく同じものですが、フィルタをかけることで分けることが出来ます。
依頼人さんに用意していただく書類と
弁護士さん側で用意しなければいけない書類を事件別に一覧表示させる!
というものです。
そして、そして、今回は
今回のダウンロード
(FileMakerPro12以上が必要です)
さらに、明細ポータルを利用して、今回の事件に必要なファイルを保管させます。
以前作ったものでいいんじゃないか・・・と思うかもしれませんが、あれは、事件別に必要とされるファイルです。例えば、事業承継事件のファイルは一覧で出ますが、相続事件が含まれれば、また分類を動かさなくてはいけません。(動的なものです)
そこで、その事件だけに必要なファイルを、まずは先に保管庫に保管しておこうじゃないか!
と、
そういうポータルを配置しました。(静的なもの)
前回のガイドの明細ボタンを押すと、保管庫に保管される様になります。
これで、この事件に必要とされる書類を一旦確保しておくんです。
データをあまり入れていないので、
マスタでデータを沢山入れてみて動きをみてください。
スクリプト関係と事件詳細は次回。
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