2015年10月22日木曜日

軽減税率の値引き、割引、クーポン、お米券などの対応


ブログの前回、なんちゃってインボイスで、軽減税率は簡単に処理できるような事を大イバりで書きましたが、値引やクーポンなど合計金額に対して10%の割引など、スーパーや飲食店でよくある事例に対応するのが困難であることが分かりました。
凄くごめんなさい!

POSレジを実際に作ってみたところ、明細ごとに税率や消費税を計算させることは、問題ないのですが、合計に対しての値引き、割引ができないんですね~
明細の税率が均等でないので分配ができないのです。


エクセルでたとえてみます













1、値引き、割引は今までのような合計に対して処理するのは難しい
  500円クーポン券、合計の10%割引など、軽減税率対象の明細があると
  今までのように合計から値引きが出来ない
    

2、 500円を引く場合、明細数5で割ったとしても、単価が100円に満たないケースもある


3、単純に税込4,199円から500円を引いて3,699円としても、その内税が計算できない



なので、明細ごとに値引・割引処理をしないと軽減税率には対応できない。
百貨店などはポイントや顧客ランク(外商さん)など特典が違ったりするけど
合計金額に対しての処理が難しくなるわけ。

そうなるとさ、レシートは1項目2行表示しないと
商品名、フラグ、単価、個数、税率、消費税、金額、値引・割引は表示できないでしょう。


たとえば明細ごとに割引したとして、
そこには優先順位が無いので、気分や任意、お客様の合意で
消費税の高い10%の明細から割引するのではないか、そんな安易な方法では
軽減税率の意味をなさないのではないか、、などなど
軽減税率対象商品と、それ以外を分けて会計する方法もあるけど、
お客様を待たせ、実務的に難しいのではないかと予想できる。
海外ではどうなのか分からないけど、既に商品ごとに幾らOFFと
値札が付いている事が多く、合計に対しての値引きは、見ていない。

日本ではお米券など他の商品と交換できるものもあるが、扱いが変わると思われる





この問題、解決したので、こっちも見てね!





























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