2014年10月26日日曜日

第20回 自分で作ろう!弁護士向けソフト 追加


今回作った
弁護士向けソフト追加作成分ダウンロード

(このファイルを開くには、FileMakerPro12以上が必要)




さて、今回追加したとこのご紹介。
質問受け付けます。


●一覧表の指定行をピンク色に



受付画面下の一覧表示にスポットされたレコードにピンクの背景がつくようにしました。
スクリプト名は「一覧行の色」です。レイアウト・トリガのOnRecordLoadで設定しています。この背景色なんですが、レイアウト画面のテキストツールで半角スペースを沢山打ち込んで長い棒状にし、それを条件書式設定させ、計算式 $bg=Get(レコード番号)、ピンク色に設定したもの。(オブジェクトだと条件設定できないから・・)





●クイック検索




受付画面一覧の上にQuickSarchをつけました。あらゆる複数のフィールドを、ここ一つで検索できる優れものです。スクリプト名は「クイックサーチ」そのままです。
フィールド・トリガOnObjectExitで設定しています。
たぶん、使用頻度が高いと思います。(デフォルト・ナビゲーション・バーの右端に元々付いています)


(以下、言葉が乱暴・・・許して、日を分けて記載したので)




●受付一覧

ブルーの三角ボタンによって受付の一覧表を追加した。
一覧表のバーの左に設置



●ソートボタン

受付一覧、事件一覧の項目の上にソートボタンを設置



●日付範囲指定検索



受付画面、受付一覧で、受付日による日付の範囲指定検索を行えるようにした。
オリジナルダイアログを出して検索する仕様。他の項目はクイック検索で補える。
受付は受付日で範囲指定。事件は受任日で範囲指定。
後に、期日日や、見積日、請求日、入金や売掛など、それぞれで範囲指定できるようにする。
上のアイコンが並んでいる場所の「虫めがね」を押すと出てくる。



●コンタクトの追加


手をつけていなかったコンタクトを作成。日付を今日より先に設定すると「予定」となる。
いずれ、この予定とカレンダーを連携させたい。
ラフに入力できる事を目的としていて、堅苦しい文章を入力するようなものではない。
依頼人と会ったら、入力とかでもいい。
コンタクトは関係者と照合しているのではなく、案件(事件)と照合させている。
なぜかというと、来月の予定など、逆検索させたときに関係者別だと余計に混乱し、本来のもつ検索の意味を果たさないからだ。関係者から事件を割り出してコンタクトではなく、
あくまでも、その事件と照合させている。そのほうが分かり易い。



●関係者の登録



一つの事件に対し、関係者の登録数に制限はない。100人であろうが1,000人だろうが登録できる。
担当者は、アクセス権(セキュリティ)と連動させるのでまだ作っていないが、同じ仕様になる。

登録ボタンを押すとガイドが出る。選ぶか、新規で登録するか選択できる。
訂正などは呼び出しボタンを使用する。
呼出しボタンで関係者を出し修正して戻してもデーターは上書きされない。
なぜかというと、事件と関係者を直接idで照合しているのではなく、間に関係者明細というテーブルを作ってポータルにしているからだ。呼び出された関係者は、関係者明細のテーブルに保存されるので、関係者を修正しただけでは、事件の画面には反映されない。
今回は、関係者明細とのKeyでの再ルックアップ処理の記述を忘れてしまった。
ごめんなさい!
上のメニューから手動でやってほしい。
(ポータル内の関係者idにカーソールを合わせ、メニューから再ルックアップすると、データが更新される)
次は修復しておくから・・・



関連事件の表示や締め日が設定できる。
タブの階層は深くなってるけど、画面を切替え、戻してもフロント・タブをキープしているようにした。

シールの印刷用にレイアウトだけ作ったが、そのうち印刷機能も追加する。
シールの印刷は、一覧から選択したものだけを印刷できるようにしたいかも・・・
ハガキの縦書きも出来るけど、住所は漢字じゃないと後でおかしなことになる。
ハガキ様に漢字に変換させるって事も出来るけど、このフリーソフトではしません。

(いずれ、見積もり履歴とか、請求、未収入管理、電子元帳とかも出来ちゃうね)
明細数は数百万になっても、軽く動きます。
FileMakerは、端末200台くらい繋いでヘビーな基幹システムでも十分対応できます。



受付や事件に対して複数の関係者がガイド機能を用いて登録できる。
スクリプトは至って単純なものにした。コード番号もデフォルトの増1でレコードを削除すると欠番になる仕様だ。欠番を埋める計算式もあるが、後々の運用でめんどくさい事になるのでシンプルにした。

ガイドによる検索はクイック検索を用いた。ひらがなのかなで検索しても良いし、なんでもいい。
複合検索に意味を感じなかったので作らなかった。

郵便番号はグーグルから引っぱってくる。ただし、逆引きの場合は住所の数字は漢字で書き込んでほしい。逆引きで中には読み込めないものもある。
(これはHiroさん仕様だ)
また、後々、見積や請求などにも対応させられる様に設定した。
スクリプトは極力減らしている。

関係者なんかは、今使用しているソフトから、一旦CSVやエクセルフォーマットとかでエクスポートさせて、これにインポートしてもいいかもしれない。



●後々iPadなど使用も考慮し、インポート、エクスポートは省いている。

更に、iPadに使用するFileMakerGoはプラグインが使用できない。これはファイルメーカーからワードやエクセルなどのデーター転記などに影響する。転記しなくてもファイルメーカー自体で公文書や次ページテキストが解決しているので、対応は可能とみている。

ただし、iPadなどで機密文章や個人情報を管理するのは極力避けた方が良いと考えている。どこまで、端末で管理できるようにするかを先に決定させなければいけない。



●各マスターは何も設定していない

ブラウズ画面でデフォルトのナビを使用して選ぶか、いったんレイアウト画面に戻って、レイアウトを呼び出し、ブラウズモードにして設定してほしい。
というか、オリジナルのNavと連携させるため、各マスターを一旦、TOを作成し中継させてNavと照合させるため、めんどくさかった。(やる気の問題だが。。)



リレーションを見ていただけると分かるが、正規化とあえて重複するようなデータを冗長させてる。
僕の場合は、なんでも正規化すれば良いという感覚は持っていない。
(ルックアップさせてデーターをあえて保存させていたり)
冗長データというのは、今後、新しい展開や拡張させるために利用できるからだ。
作る人によって変わるのが、この正規化と、スクリプトだと思う。
FileMakerはコードを打ち込む手間がないので、こういった所で個性がでる。


とりあえず、今回はここまで



分解するなり、自由にカスタマイズできる。

2 件のコメント:

  1. 本当にありがどうございます。
    分解しながら勉強しています。

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    返信
    1. Semiさん、こちらこそありがとうございます。
      随分と古いファイルで申し訳ないです。
      スクリプトも古いので、分からない事が有りましたら遠慮なく質問してください。

      削除

最適化してますか?

 まるで入院していた患者が退院して元気に復活するような機能。 クラウドを使用するユーザーさんがほとんどなのですが、このゴールデンウィーク中は 最適化のメンテしときます。 データがピチピチしちゃいますよぅ。